研究課題
挑戦的萌芽研究
研究代表者らはこれまでに、焼成したホタテ貝殻の粉末が水溶液中のナトリウムイオンやセシウムイオンを吸着することを見いだしていた。本研究では、ホタテ貝殻粉末の粉砕や焼成の最適条件を探索した。その結果、ホタテ貝殻粉末はこれらのイオンを有意に吸着するものの、ばらつきが激しく、再現性が乏しいことが明白となった。ナトリウムイオンやセシウムイオンに加えてストロンチウムイオンに関しても検討を行ったところ、ホタテ貝殻を粉砕しただけの未焼成の粉末を使用した場合に、再現性よくストロンチウムイオンを吸着することがわかった。
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理大 科学フォーラム(東京理科大学科学教養誌)
巻: 31巻、5号 ページ: 6-7
http://www.tus.ac.jp/rist/lab/lablist/cat-01research/1340.html