研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では合金電析とその後の焼鈍により,34um~290nmの粒径を有するFe-22Ni合金オーステナイト単相組織を作製し,ナノ結晶オーステナイトからのマルテンサイト変態挙動を調べた.粒径34umの粗大粒オーステナイトからは室温以上の温度でラスマルテンサイトが生成したが,粒径290nmのナノオーステナイトから生成したマルテンサイトは,内部に変態双晶を含んだプレート状の形態を呈しており,1つのナノオーステナイト粒から複数のバリアントが生成していることがわかった.また,オーステナイト粒径の減少に伴って,バリアント選択則などの結晶学的特徴は大きく変化した.
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Materials Transactions
巻: 54 ページ: 1570-1574
Proceedings of the 8th Pacific Rim International Congress on Advanced Materials Processing
ページ: 3315-3322