研究課題
挑戦的萌芽研究
粒子表面に圧縮・摩擦作用に基づく機械的作用を与えることにより、粒子表面からナノ粒子を生成することに成功した。また、シリカナノ粒子をガラス繊維粒子表面に多孔質状に接合した複合粒子を作製し、成形後、熱伝導率を測定した結果、400℃以下の温度領域で約0.03W/(m・K)以下の低熱伝導率が得られた。これら二つのプロセスを組み合わせることにより、粒子表面からナノ粒子を生成後、それを多孔質状に接合する複合粒子作製と複合粒子集積による材料機能化が可能になることを示唆した。
微粒子工学