研究課題
挑戦的萌芽研究
グラフェン合成方法で,CVD法は高品質かつ大面積成長の観点から最も有望である.本研究では,単結晶Al2O3やMgOを代わる基板としてFujiiらが報告している単結晶マイカ(001)を選択しグラフェンの触媒の単結晶Cu膜を堆積した.マイカ上に堆積した800 nm厚さのCu膜は(111)配向した単結晶であり,表面粗さ0.5nmと比較的フラットな面を達成している.成長時の導入ガス量を制御することで,高品質かつ大面積グラフェンの合成に成功した.移動度として4500cm2/Vs程度の値を得ている.
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Nanotechnology
巻: 25 ページ: 185602
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