研究課題
挑戦的萌芽研究
メタンハイドレート開発シミュレータの精度の向上には,入力する熱物性値の正確さが重要である。地層の熱伝導率の値は通常コア分析により決定されているがこの方法では高コストであるだけでなく,コア運搬時にMHが分解するためデータの質保証が難しい。そこで,本研究ではMH生産挙動予測の精度向上を目指して,MH層における熱伝導率分布の原位置測定法を確立させるため室内実験,フィールド試験解析および数値シミュレーションモデルの開発を行った。
地球・資源システム工学