研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、測定流体中の小物体の落下に要する時間を流体セル外部に配設したホール素子を用いて測定し、粘度を算定する高温・高圧用粘度測定の原理を提示し、それに基づいた測定装置を試作した。測定装置の粘度較正試験および精度評価を行った。その後に実際の重質油の粘度測定を実施した。とくに重質油の採油増進法を想定し、高圧下でCO2ガスを溶解させた重質油、その後に減圧でマイクロバブルを生成させたフォーミィ重質油、水蒸気圧入によって生成した原油エマルションなどの各種原油試料における粘度を測定し、その特性を実験的に明らかにした。以上の結果から、本粘度測定法が各種の原油試料の粘度測定に適用できることを確認した。
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件)
Proc. of International Conference on Oil、Gas and Petrochemical Engineering (ICOGPE 2014 )(Istanbul, Turkey)
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International Journal of Oil、Gas and Coal Engineering
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平成26年度資源・素材学会九州支部若手研究者・技術者の研究発表会・講演要旨集
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平成25年度資源・素材学会九州支部春季講演要旨集
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