研究課題
挑戦的萌芽研究
研究代表者らの開発した薄い底面をもつ白金セルの底面にレーザパルスを照射し、その後の底面の温度変化を10ms程度のごく短時間領域で赤外線による温度計測を行うことにより融体の熱伝導率を測定する倒置・超短時間レーザフラッシュ法により放射性物質固化用ガラス融体の測定を行い熱伝導率と構造に関する理論の構築を行った。まずランダムネットモデルによる検討を行い全体の傾向を表せる事を示した。ついて大きな錯イオンを考えたモデルでより精度が上げられることを明らかにし、次いで陽イオンの効果についても検討した。
高温融体の熱物性