研究課題
挑戦的萌芽研究
原子力発電所などを運用することにより難燃性廃棄物が発生する。この廃棄物を超臨界水あるいは亜臨界水により分解し減容処理するとともに廃棄物由来の液体燃料を生成する研究を実施した。研究の結果、現在、日本原燃株式会社低レベル放射性廃棄物埋設処理センターでも受け入れられないゴム手袋は、ほぼ完全に減容できた。得られた油分の品質は原油相当であった。グリーンケミストリーの観点から、水を再利用する研究も実施した結果、水を再利用しても、難燃物由来の油分の品質は原油相当であった。
原子力学