研究課題/領域番号 |
24656580
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
エネルギー学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
一野 祐亮 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 准教授 (90377812)
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連携研究者 |
吉田 隆 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (20314049)
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研究協力者 |
山垣 陵太 名古屋大学, 工学研究科, 大学院生
杉原 和樹 名古屋大学, 工学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 超伝導線材 / 銅酸化物 / レアアースフリー / 薄膜 |
研究概要 |
希土類元素を用いた酸化物超伝導線材は、次世代エネルギー技術の要素技術となっている。しかし、クラーク数の低いレアアース元素を用いている。本研究では、高いクラーク数元素で構成されるAE-Cu-O(AE=アルカリ土類)超伝導線材の実現を目指した基礎検討を行った。 パルスレーザー蒸着(PLD)法を用いてSr-Cu-OおよびBa-Cu-O薄膜をエピタキシャル成長させることに成功した。しかし、これらの薄膜の結晶構造は斜方晶構造であり、多くの酸素欠損が含まれていることがわかった。そこで、成膜後にオゾン雰囲気中で熱処理することによって強酸化したところ正方晶構造が得られ、酸素が導入されたことがわかった。
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