研究課題
挑戦的萌芽研究
カリキンは植物が燃焼した際の煙に含まれる物質で、山火事後に休眠覚醒する植物の発芽誘導物質として発見された。カリキンは、シロイヌナズナをはじめとする様々な植物の種子発芽を促進する。これまでの研究から、カリキンはα,β-ヒドロラーゼファミリータンパク質であるD14LIKEを介して働くこと、植物はカリキンに類似の新規ホルモン様物質をもつことが示唆されている。本研究では、D14LIKE経路の詳しい解析を行うため、d14like変異体に表現型が類似した新たな変異体を複数単離した。
すべて 2012
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Plant Cell Physiol.
巻: 53 ページ: 1843-1853
10.1093/pcp/pcs142