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2015 年度 研究成果報告書

生命のかたちの跳躍的転換「多細胞化」の初期過程の進化形態学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24657045
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 形態・構造
研究機関東京大学

研究代表者

野崎 久義  東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (40250104)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード群体性ボルボックス目 / シアワセモ / 多細胞化 / 進化 / 多細胞生物 / テトラバエナ
研究成果の概要

多細胞化のモデル生物群である群体性ボルボックス目で最も初期に分岐した4細胞性の Tetrabaena socialis(テトラバエナ、新称「シアワセモ」)が多細胞生物としての基本的な形態的特徴を持つことを明らかにした。その結果、シアワセモは最小の多細胞生物であると考えられた。この成果は単細胞生物と多細胞生物の境界を明確に定義し、生物学の教科書の刷新をもたらす可能性がある。最もシンプルな多細胞生物 シアワセモを今後の研究に用いることで、単細胞生物から多細胞生物への進化の過程が分子レベルで解明されると期待された。現在、シアワセモのゲノム解読結果を基に多細胞化の原因となった遺伝子を探索している。

自由記述の分野

進化生物学

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公開日: 2017-05-10  

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