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本研究では，化学材料を用いたタンパク質の結晶核形成を促進する新規技術を開発するために，規則的な機能性有機－無機ハイブリッド複合体を持つ二次元分子材料にペプチドを固定することに成功し，さらに固定したペプチドにターゲットタンパク質をリンクさせることで，タンパク質結晶核形成を促進する新規技術の開発を行った．その材料を用いて，モデルタンパク質Trypsin，および新規タンパク質（リボソームの生合成に関与するRpf2-Rrs1複合体）の結晶化を試み，この方法の可能性を検討し，更なる新規材料を開発するための手係りを見つけた．
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