研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,[NiFe]-ヒドロゲナーゼのNi-Fe活性部位における水素活性化の反応機構を中性子結晶解析法により解明するために,良質の巨大単結晶の調製を目指した.重水溶液中での[NiFe]-ヒドロゲナーゼの結晶化においては,沈殿剤として2-methyl-2,4-pentanediol(MPD)を用いるが,これが酸化されると4-hydroxy-4-methyl-2-pentanone(HMPO)が生成されヒドロゲナーゼの結晶性を著しく劣化させることをつきとめた.また,巨大単結晶にダメージを与えることなく,凍結させる条件を見出した.その結果,11mm3の大きさの良質の単結晶の調製に成功した.
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (14件) 図書 (2件)
Proc. Jpn. Acad.
巻: Ser. B 89 ページ: 16-33
10.2183/pjab.89.16
Reviews in Inorganic Chemistry
巻: 33 ページ: 173-192
10.1515/revic-2013-0005
生物物理
巻: 53-2 ページ: 82-85
J. Biol. Chem.
巻: 287
10.1074/jbc.M112.387134
FEBS Letters
巻: 586 ページ: 3705- 3709
10.1016/j.febslet.2012.08.029
Byophys. Res. Commun.
巻: 430 ページ: 284-288
10.1016/j.bbrc.2012.10.136
SPring-8 Research Frontier
巻: 2011 ページ: 5-6
http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/publications/research_frontiers/html/rf11
SPring-8利用者情報誌
巻: Vol.17 No.2 ページ: 105-110
http://user.spring8.or.jp/sp8info/
燃料電池
巻: VOL.11 No.4 ページ: 67-72
化学
巻: Vol. 67 ページ: 70-71