研究課題
挑戦的萌芽研究
miR-92は腫瘍形成に関与することが知られているマイクロRNA (miRNA)であるが、その生理機能や介在するシグナル伝達経路は不明な点が多い。我々は、線虫と哺乳動物の培養細胞を用いてmiR-92と時計遺伝子群との機能的相互作用の可能性を検証した。線虫を用いた解析では、線虫のmiR-92とヒト時計遺伝子Per2のオルソログであるlin-42がお互いの発現を抑制することで、神経や下皮の前駆細胞の分化タイミングを適切に制御することを示唆する知見を得た。また、NIH3T3細胞でマウスmiR-92やそのパラログの発現パターンを調べたが、発現振動を示さなかった。
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ファルマシア
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