研究課題
挑戦的萌芽研究
オートファジーは細胞が自らの一部分を分解しその分解産物を自己の構成成分として再利用するプロセスである。オートファジーは栄養飢餓などにより誘導され漸次的に進行し最終的に停止する。この過程の進行度合いを検出するための方法として、私は以前酵母細胞においてALP法を開発し、それは現在広く用いられている。今回哺乳類細胞でもALP法に相当する定量的なオートファジー解析法の開発を試みた。酸性ホスファターゼの構造を改変しオートファジーの誘導に連動して、活性が現れるものを作るべく多くの試みを行ったが、最終的に成功例が得られなかった。一方で、その間ALP法をゲノムワイドに展開する方法の開発に成功した。
すべて 2013 その他
すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
The Journal of Cell Biology
巻: 203(1) ページ: 115-128
EMBO journal
ページ: 2336-2347
Journal of Cell Science
巻: 126 ページ: 4963-4973
http://web.dent.osaka-u.ac.jp/~cfos/index.html