研究課題
挑戦的萌芽研究
試料グリッドの多孔カーボン薄膜上に単原子層グラフェンシートを載せ、その表面に生体分子を吸着させることで、氷薄膜の厚さ制御と同時に膜タンパク質複合体の効率的な画像データ収集を可能にする技術の確立を目指したが、作成委託したグラフェンシート搭載グリッドは小さなフレークが重なり合い使い勝手の大変悪いものであったため、大面積単層グラフェンシートを独自に作成する必要が生じた。とりあえず代替案として、独自作成の極薄カーボン膜を多孔カーボン薄膜グリッド上に搭載し、赤痢菌ニードル複合体の像を収集し、解像度の高いクラス平均像を得た。
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J. Struct. Biol.
巻: 184 ページ: 33-42
10.1016/j.jsb.2013.02.010
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/general/lab/02/result/