研究課題
挑戦的萌芽研究
細胞内部で生み出された力や内外環境の力学的な性質は、細胞の振る舞いに大きな影響を与える。最近、細胞は自他の境界(細胞膜)上に存在するセンサーで自ら発した力(周囲環境をけん引する力)を検出することで、自らの硬さを物差しとして周囲環境の硬さを測っていることが分かってきた。本研究では、培養細胞が突起を細胞外環境中に伸展させる際に、周囲環境の力学的な要因が果たす役割を明らかにすることを目指した実験的な研究および技術開発を行った。神経細胞をコラーゲンゲル中で培養するとともに、薬剤を封入できるベシクルを油水界面通過法により作製し、これらを3次元培養ゲル中に配置させるための技術開発を行った。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (44件) (うち招待講演 7件) 備考 (1件)
Physical Review E
巻: 42711 ページ: 89
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Schmidt,J. Royal Soc. Interface
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10.1098
http://sleipnir.sci.kyushu-u.ac.jp/mizuno/index.html