研究課題
挑戦的萌芽研究
チャネルタンパク1分子のみを操作・照明できる光学系を構築し、KcsAチャネルタンパクの活性化に至る分子間、あるいは分子内情報伝達を実時間で直視可能とすることを目指した。1)ガラスファイバーに固定したKcsAチャネルの1分子操作に成功した。ガラスファイバーへのレーザ照明の導入、及びプローブの操作系開発を行った。2)プローブに固定したチャネルを人工膜に直接挿入する再構成法を開発した。3)再構成条件を検討・改良することにより、計測効率を著しく上げることに成功した。人工膜をガラスプローブ先端のみに形成し、(2)の方法により再構成した。従来法に比較して極めて高効率に計測が可能となった。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (8件) 備考 (1件)
Scientific Reports
巻: 3 ページ: 1955
Science
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https://www.jstage.jst.go.jp/article/biophys/52/6/52_289/_pdf
http://www.gpi.ac.jp/research/teacher/professor-05.html