研究課題
挑戦的萌芽研究
小胞体サブドメインの一つであるMAM (mitochondria-associated membrane)が、脂肪滴とペルオキシソームの形成に関与するかどうかを調べた。脂肪滴形成は、syntaxin17などのMAM構築タンパク質の発現抑制によって抑制された。また、Rab32も脂肪滴形成に貢献していることが示唆された。Sec16Bの発現抑制は、ある種の細胞では脂肪滴形成を促し、ペルオキシソームを伸長させたが、別の細胞では脂肪滴形成を抑制し、ペルオキシソームは短くなった。以上の結果より、脂肪滴形成においてはMAMが重要な働きをし、また脂肪滴形成とペルオキシソーム形成には連携があることが示された。
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