次年度の研究費の使用計画 |
次年度使用額の860,245円については、ペプチドシグナル探索のため、技術職員によって手で細胞を単離するため雇用経費として支出する予定であった。しかし、ペプチドシグナルよりもオーキシンシグナルによって側方抑制が起きている可能性が高くなり、ペプチド解析に代えて、オーキシン輸送、合成、不活性化に関わる因子の解析を平成25年度に新たに行うことが必要となったため、当該研究費が生じた。 前年度の研究結果に基づいて、オーキシンが幹細胞化抑制シグナルとして機能するのかを明らかにするための分子生物学実験およびトランスクリプトーム解析を進める。また、研究成果を国内外に発表するため、学会発表および論文発表を行う。そこで、以下のように物品費、学会発表のための国内旅費、および論文投稿料に研究費(計2,460,245円)をあてる。 物品費:ヒメツリガネゴケの形質転換体作成のための分子生物学実験用試薬の購入に1,060,245円、トランスクリプトーム解析のための超並列シークエンサー用試薬に1,000,000円を計上する。 国内旅費:研究成果を国内学会で発表するための経費100,000円を計上する。 その他(論文投稿料):研究成果を取りまとめて、論文を投稿するための経費300,000円を計上する。
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