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2012 年度 実施状況報告書

ヒト発声器官の三次元形状解析技術の確立

研究課題

研究課題/領域番号 24657178
研究機関琉球大学

研究代表者

木村 亮介  琉球大学, 亜熱帯島嶼科学超域研究推進機構, 特命准教授 (00453712)

研究分担者 道川 隆士  東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教 (60435683)
與儀 彰  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80510718)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード発声器官 / 形態 / 三次元 / 声
研究概要

本研究では、1)声道全体および舌や軟骨などの発声器官を三次元形状として記述すること、2)個体のもつ声質および音域の広さなどを特徴づける解剖学的要因を突き止めること、3)多検体を用いた個体差研究のために、簡便な個体特徴の抽出方法を検討することを目的とする。
当該年度においてはMRI 画像から、等値面生成手法を用いて声道腔などの領域抽出(セグメンテーション)を自動化し、ポリゴン化する方法を開発した。次に、相同モデリングの方法を検討した。音声に関しては、スペクトル包絡形状、平均基本周波数、ホルマント周波数などの特徴量について解析方法を検討した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

ランドマークが限られた中で相同モデリングを行う方法について、特に検討している。モデリング自体は可能であるが、取得したセミランドマークが本当に相同点となっているかについて検証することは難しい。また、姿勢の違いの影響に関しても、まだ十分に検討できていない。これらの課題は、多検体のMRI画像を収集した後に改めて検討する必要がある。

今後の研究の推進方策

今後、多検体のMRI画像を収集し、声道形態のバリエーションおよび音声との関連について解析する。

次年度の研究費の使用計画

MRI撮像に掛る経費(人件費・施設使用等)および研究成果の発表経費として使用する。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 特徴を保持したボリュームデータからの軽量なポリゴン化

    • 著者名/発表者名
      道川隆士,鈴木宏正
    • 学会等名
      日本図学会春季大会
    • 発表場所
      名古屋
  • [学会発表] 相同モデリングを用いたヒト顔面の三次元形態解析

    • 著者名/発表者名
      宮里絵理他
    • 学会等名
      第66回日本人類学会大会
    • 発表場所
      横浜
  • [学会発表] 3D morphometrics of human face based on homologous modeling

    • 著者名/発表者名
      宮里絵理他
    • 学会等名
      第118回日本解剖学会総会・全国学術集会
    • 発表場所
      高松

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公開日: 2014-07-24  

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