研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、植物において相同組換えを高頻度で誘発できる系の確立を目指し、環状化T-DNA分子の創出と形質転換効率の関係を調査した。これには、二種類のコンストラクト(ターゲッティングコンストラクトとCreリコンビナーゼ過剰発現コンストラクト)を作成した後、シロイヌナズナの実生に共感染させ、Creリコンビナーゼによって、LoxP間の組換えが誘発されるかを調べた。その結果、LoxP間の組換えによって、T-DNAが環状化し一部は染色体に挿入されていることが明らかとなった。
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Chromosome Res
10.1007/s10577-014-9421-0
http://www.rib.okayama-u.ac.jp/nucleus/index-j.html