研究課題
挑戦的萌芽研究
無病徴イネ組織から分離した非病原性Fusarium属菌から、ばか苗病発病抑制効果を持つ4株を選抜した。選抜菌株は、2株をF. oysporum、残り2株をF. proriferatumと同定した。これらの非病原性Fusarium菌を開花期にイネ花器に噴霧処理することで、その花器由来の種子を播種した場合のばか苗病発病を抑制できる事をポット試験で見いだし、圃場試験で実証した。これら非病原性Fusarium菌の処理はイネの生育に悪影響は示さなかった。非病原菌とばか苗病菌の頴花および頴果における挙動をGFPを利用して可視化、非病原菌処理がばか苗病菌の種子内部への侵入を防ぐ事を見いだした。
すべて 2014 2013
すべて 学会発表 (5件) 産業財産権 (2件) (うち外国 1件)