研究課題
挑戦的萌芽研究
ポストゲノム時代の逆遺伝学的なアプローチにおける技術的問題の一つは、機能的に重複を持つファミリー遺伝子の機能解析である。本研究では、この問題を解決するために、40-60bp程度のターゲット配列を複数個タンデムにつなげた合成DNAをトリガー配列としたRNAiであるBuilding Blocks法を開発し、その適用を試みた。その結果、植物細胞壁構成成分であるキシロースやセルロースの分解酵素であるキシラナーゼやセルラーゼファミリーに属する約10個の遺伝子を効率的にノックダウンすることが出来た。この方法によりこれまで明らかでなかった植物細胞壁分解酵素のいもち病菌における病原性への関与が明らかとした。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
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