研究課題
挑戦的萌芽研究
大腸菌細胞の塩耐性に対する様々な薬剤の効果を調べたところ、翻訳阻害剤であるクロラムフェニコール、カスガマイシン、テトラサイクリンの添加は細胞の塩耐性を上昇させることを明らかにした。qRT-PCRを用いて、膜関連のシグマ因子であるシグマEの一過的発現が早まることを明らかにした。さらに、細胞の塩耐性は細胞内セカンドメッセジャーであるppGppを産生させるセリンハイドロキサメートによっても引き起こされることを明らかにした。最終的に、細胞の浸透圧(塩)耐性に至る経路には、ppGpp依存経路とppGpp非依存経路の2つの異なった経路があることを明らかにした。
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