研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、マトリックスレーザー脱離イオン化質量分析(MALDI-MS)を基盤とした微量細胞から高感度に代謝物を検出する手法の先鋭化、すなわち、高解像度代謝物解析に向けて必要不可欠な計測可能な分子種や測定感度を向上させる技術開発(MALDIイオン化機構の理解と新規合成マトリックス評価)を行った。その結果、MALDIイオン化の計算的に予測可能な方法論(QSPR:定量的構造物性相関解析)や代謝物の高感度検出可能なマトリックスの創出に成功した。また、食品成分の生体応答で最も注目される酸化ストレス応答の新たな分子機構(ミトコンドリア制御機構)の存在を明らかにすることにも成功した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (19件) (うち招待講演 6件) 備考 (1件)
J Am Soc Mass Spectrom
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10.1007/s13361-013-0772-0
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http://redoxnavi.kyushu-u.ac.jp/group2/