研究課題
挑戦的萌芽研究
ヒノキの樹形形成についてメタボリック理論との適合性の観点から解析した。葉面積がその重量に比例するのに対して,非同化器官の表面積はその重量の0.8乗に比例した。また,非同化器官の表面積は葉面積に比例した。この関係は樹冠内部では保持されたが,枝下の幹を含む個体全体では成立しなかった。これらのスケーリング特性から,葉や非同化器官の表面積とバイオマスが全バイオマスに対して混合相対成長式によって表現できることが導かれた。この混合相対成長式の適合性は,個体の呼吸に関するスケーリング特性と矛盾していない。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (8件) 備考 (1件)
信州大学農学部AFC報告
巻: 12 ページ: 17-23
中部森林研究
巻: 61 ページ: 73-74
http://karamatsu.shinshu-u.ac.jp/lab/ricchi/index.htm