研究課題
挑戦的萌芽研究
珪藻は通常、ウイルス存在下では生残できず全滅する。ところが,海産浮遊性珪藻Chaetoceros tenuissimusは、バクテリア存在下ではウイルスCtenRNAV接種後に一部が生残する。本研究ではウイルス存在下における珪藻生残におよぼすバクテリアの影響を評価した。増殖生理実験・バクテリア群集解析ならびに顕微鏡観察の結果、珪藻のウイルス抵抗性にかかわるバクテリアは種特異的ではなく、むしろ抵抗性には種や属を超えたバクテリアに共通する機能の一部が関与するものと推察された。
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http://feis.fra.affrc.go.jp/keisou_Virus/index.html