研究課題
2011年1月下旬に噴火した新燃岳の火山灰は吸水率が高いので,環境修復の保水性ブロックに活用できると考えて桜島火山灰と比較した結果,曲げ強度の基準値3.0 MPa以上を満足する火山灰容積混入率の上限は新燃岳が30%,桜島が20%であり,細粒な桜島火山灰が多いほど曲げ強度が低く保水量が高まる傾向があった。次に,両者の火山灰混入率を容積で20,30,40%とし,その中で新燃岳と桜島の火山灰容積比を3:7,5:5,7:3として検討したところ,新燃岳:桜島の容積比が5:5の30%火山灰混入率であれば曲げ強度基準とブロック機能性を満足する保水性インターロッキングブロックの製造が可能と判断した。
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