研究課題
挑戦的萌芽研究
マダニは唯一の栄養源であるヘモグロビンを吸血によって取り入れる。本研究ではマダニ中腸における加水分解酵素とその阻害剤で構成されヘモグロビン分解経路の存在を明らかにした。特に、吸血に伴って発現が増大するシステインプロテアーゼのマダニカテプシンL-A(HlCPL-A)は、ヘム浄化の上方・下方発現等とも密接に関連することが判明した。マダニ特有のヘモグロビン・ヘム代謝機構構成分子は殺ダニ剤の格好の標的分子であることが強く示唆された。
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PLoS One
巻: 9(3) ページ: e90661
10.1371/journal.pone.0090661
Infect Genet Evol
巻: 16c ページ: 206-211
10.1016/j.meegid.2013.01.018
http://www.niah.affrc.go.jp/collab/person/tsuji/index.html