研究課題
挑戦的萌芽研究
マイコプラズマは乳汁の産生を阻害する大きな要因である。本研究では、マイコプラズマに対する乳腺および末梢血白血球の免疫応答性を評価するとともに、新規治療技術の開発を目的とした分析系の確立を試みた。本研究はマイコプラズマに対する乳腺上皮細胞および末梢血白血球の応答性を評価することに成功し、さらに、乳腺上皮細胞、白血球の混合培養系を確立した。これらの研究データは、現在、難治性とされるマイコプラズマ性乳房炎の新規治療技術を開発するうえで重要であると考えられる。
獣医衛生学