研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、グルココルチコイド受容体(GR)のスプライシングを調節することで、グルココルチコイド耐性を解除する方法を検討した。転写因子NF-kappaBを抑制すると、グルココルチコイド耐性が改善するが、このとき転写因子PU.1と、スプライシング因子SRp30cが減弱しており、機能的GRの発現が増強されることを見いだした。PU.1およびSRp30cをサイレンシングすると、前者ではGRプレmRNAの発現が、後者では機能的GRの発現が増加した。そこで、GRにおけるSRp30cの結合部位を競合拮抗するオリゴヌクレオチドを作用させると、機能的GRが誘導されグルココルチコイド感受性が回復した。
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