研究課題
挑戦的萌芽研究
NC/Tndマウスはアトピー性皮膚炎の自然発症モデルマウスとして、世界中で研究に用いられているが、繁殖が難しく、妊娠末期での母体死や出産時の新生児死が多く認められる。しかしながらその原因は不明であった。周産期の母体に重大な影響を与える羊水塞栓症は、アナフィラキシー様の病態を呈する。そこで本研究では、NC/Tndマウスに認められる周産期の異常に着目し、妊娠前後の免疫状態やアナフィラキシー誘導因子について検討を行った。その結果、NC/Tndマウスでは、アナフィラトキシンや血小板活性化因子の血中濃度が高く、妊娠中に流産がおこりやすいTh1型の免疫状態が惹起されることが明らかになった。
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