研究課題
挑戦的萌芽研究
MALDI-MSは高分子のみならず低分子化合物の高感度迅速分析にも適用が検討されているが、イオン化補助剤のマトリックスに関する研究は未開拓である。本研究では、系統的な有機合成による新規有機マトリックスの開発を目指した。汎用の9-アミノアクリジン(9AA)を評価基準として、各種誘導体を合成し、それらをマトリックスとして200種類の生体代謝小分子に対してMALDIMS測定を負イオンモードで行い評価した。その結果、アミノ基が、2級、1級が必須で、アクリジンをアントラセンに変換した化合物も良好なイオン化能を示し、更なる検討で9-AAよりイオン化能が優れたマトリックスの開発に成功した。
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