研究課題
挑戦的萌芽研究
最近我々は、ヒスチジン残基を活性中心とする全く新しいタイプのプロテインホスファターゼとしてPGAM5を見出したが、その酵素としての作用機構は分かっていない。本研究では、PGAM5の構造解析を行い、2つのヒスチジン残基と2つのアルギニン残基から酵素活性中心が形成されることを見出した。また、PGAM5は二量体を形成し、さらに二量体化がPGAM5の活性保持に必須であることも明らかとなった。この結果は、ヒスチジン型プロテインホスファターゼの作用機構の解明への大きな足がかりになると考えられる。
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