研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、新規実験系「三次元多層細胞」を構築して動脈硬化の病態を解明し、効果的な治療の基礎を確立することを目的とした。ラットの新生仔の大動脈から単離した血管平滑筋細胞を用い、フィブロネクチンとゼラチンの細胞表面の薄膜形成により7層の三次元血管モデルを構築した。7層の積層構造と弾性線維の形成が確認され平滑筋の分化度が高いことが明らかになった。さらに、三次元平滑筋細胞積層体にマクロファージが浸潤し弾性線維を分解している様子をとらえることができた。本研究による三次元血管モデルは血管疾患解明の新たなツールとなることが期待される。
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