研究課題
挑戦的萌芽研究
女性ホルモンであるエストロゲンはカルシウム応答やNO産生など早期応答にも関与していることが知られているがその詳細は不明である。GPCRやキナーゼに対するRNAiライブラリーによるアッセイシステムを確立し、そのメカニズム、シグナル経路の解明を行った。ロボットアッセイシステムを開発し、96wellプレートでの同時大量測定が可能になった。エストロゲンの応答は刺激によって顕著な結果が得られたミトコンドリア膜電位を測定した。その結果、GPCRの一部の遺伝子で細胞応答が抑制される遺伝子群や促進される遺伝子群が検出された。しかし、これらのデータはばらつきがあり、さらに別の方法で検証する必要があるだろう。
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Am. J. Physiol. (Heart and Circulatory Physiology)
巻: 306 (9)(Epub) ページ: 1324-33
10.1152/ajpheart.00653