研究課題
挑戦的萌芽研究
脳血管内皮細胞を用い、炎症惹起物質を作用させることによってin vitroで効率の良いendothelial microparticles (EMP)の産生方法の確立を行うとともに、EMP含有物質の同定を目的として研究を行った。本研究の結果、炎症血管内皮細胞から、効率よくEMPが産生されることが明らかとなった。また、EMPにはmiRNAが包含されていた。ペリサイトに対してEMPを作用させたところ、有意にVEGF-Bの発現が上昇していた。EMPは、ペリサイトに作用し細胞の状態を変化させる活性を有することが示された。また、その活性本体はEMPに含有されるmiRNAであることが強く示唆された。
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