研究課題/領域番号 |
24659126
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
井上 聡 東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (40251251)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | ビタミンK / γカルボキシラーゼ / ステロイドX受容体 / プレグナンX受容体 / 核内受容体 |
研究概要 |
ビタミンKの作用メカニズムについて個体レベル、臓器レベル、細胞レベル、分子レベルでの解析を行った。 1) GGCXの臓器特異的欠損マウスの作製と解析:本研究においては、骨格系と精巣において特異的にGGCXの発現が欠損するマウスを作製した。これらのマウスの解析を、骨格系、精巣、精子機能に着目して行った。 2) 新規Gla化蛋白の探索と機能解析:野生型、GGCX欠損マウスの由来の細胞抽出液を用いて二次元電気泳動やウェスタンブロットを行い、差異のある蛋白に着目し、新規Gla化蛋白を解析して修飾蛋白質を得た。 3) SXR/PXR欠損細胞の機能解析ならびに臓器特異的欠損マウスの作成と解析:PXR欠損マウスにおいて、骨芽細胞、破骨細胞、軟骨細胞由来のmRNAを抽出し、分化や活性化に関連する遺伝子の発現を解析した。臓器特異的PXRノックアウト動物を作製した。SXR/PXRにより転写を誘導される遺伝子群をマイクロアレイと次世代シーケンサーを用いて同定した。 4) GGCX依存性、SXR/PXR依存性作用の統合的解析:GGCXならびにPXR欠損を介するビタミンKシグナルを比較して解析した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
本研究による論文発表は5件となり、ビタミンKに関連した国内外の学会でも招待されて講演している。
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今後の研究の推進方策 |
今後とも、ビタミンKの新しい作用メカニズムを、発生工学、ゲノム医学、分子細胞生物学、生化学の手法を活用して多面的な観点から研究を進めていく。
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次年度の研究費の使用計画 |
該当なし
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