研究課題
挑戦的萌芽研究
RNA干渉を利用したRNA医薬を実現させるにはヌクレアーゼによる不活化から回避できる合併症のない薬物搬送システム(DDS)の確立が必須であり、近年リポソームやナノ分子ポリマーにRNAを包埋して試行されている。分泌膜小胞特異的に発現するマーカーCD81との抗原抗体反応により膜小胞単離システムの構築を確立し、またその過程においてトランスフェクション試薬の最適化に成功した。さらに担癌マウスでの全身投与における評価ができた。
①RNA創薬、②薬剤搬送システム、③核酸治療