研究課題
挑戦的萌芽研究
OSNA法によるセンチネルリンパ節(SLN)検索後の残余検体を使用し、SLN転移巣におけるmaspin遺伝子の発現を解析した。OSNA0;5例, OSNA1+;34例, OSNA2+;59例よりリアルタイム定量PCR解析を行った。maspinの発現率は49.5%で、OSNA2+と非SLN転移に多かった(p<0.0001)。以上より、OSNA残余検体を用いたmaspin遺伝子の発現解析は非SLN転移を予測する有効な方法と成り得る