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2014 年度 研究成果報告書

HSP90の慢性炎症誘発・維持機構

研究課題

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研究課題/領域番号 24659165
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 人体病理学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

佐藤 昇志  札幌医科大学, 医学部, 教授 (50158937)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード熱ショック蛋白質 / 無菌性炎症 / 自然免疫 / 獲得免疫 / 樹状細胞 / クロスプレゼンテーション / 酸化酵素
研究成果の概要

無菌性炎症の惹起に関わる内因性リガンドとして、組織壊死・細胞死により遊離・放出される細胞外の熱ショック蛋白質HSPが樹状細胞を介して自然免疫を活性化し、無菌性炎症を惹起することが知られている。我々は樹状細胞表面上に発現していると予想されるHSP受容体の同定を行い、樹状細胞表面上のHsp90会合分子としてERO1-αを同定した。ERO1-αは元来小胞体に存在する酸化酵素であるが、樹状細胞の小胞体および細胞表面において低酸素環境や炎症に伴う細胞周囲環境ストレスによりその発現が増加することを明らかにした。さらにこの細胞表面のERO1-αは細胞外のHsp90と会合することを明らかにした。

自由記述の分野

病理学

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公開日: 2016-06-03  

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