研究課題
ANCA非依存性の中・小型血管炎を発症するenv-pXラット(ヒトT細胞白血病ウイルス1型のenv-pX遺伝子を導入したトランスジェニックラット)から、自己血管内皮細胞に反応するT細胞クローンVASC-1を樹立した。VASC-1はラット培養血管内皮細胞(REC)と反応して相互に活性化し、小型血管炎を誘導する。RECと反応することによるVASC-1の活性化は抗CD1d抗体により阻害されたことから、VASC-1はNKT細胞と考えられた。また、VASC-1はtype I NKT細胞にinvariantなTCRを発現していないこと、ならびにtype I NKT細胞が結合するα-galactosylceramideに結合しないことから、type II NKT細胞と考えられた。小型血管炎の発症に自己血管内皮細胞反応性type II NKT細胞が関与していると考えられた。
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