研究課題
挑戦的萌芽研究
ピロリ菌のVacA産生について、ピロリ菌培養における種々の条件の検討によりこの毒素の産生を促す因子および培養条件の検討を加えてきた。種々の濃度のウシ血清、サイクロデキストリンを液体培地に添加し、ピロリ菌の生育およびVacA産生量の比較を検討した。その結果、血清濃度に比例してピロリ菌の増殖が増加し、5%ウシ血清に0.1%サイクロデキストリンを添加した37度、72時間、5%二酸化炭素下の微好気培養条件において最も菌の生育と毒素産生が促されていた。さらに、VacAの発現と分泌に機能すると考えられるピロリ菌体内因子の検索についても抗VacA抗体を用いたアフィニティカラムを用いて検討を試ている。
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