研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的はC型肝炎ウイルスと近縁な非霊長類ヘパシウイルスあるいは相同性が高いウイルスの日本における感染状況を明らかにすることを目的にしている。11頭の犬の鼻スワブからそのウイルスは検出できなかったが、ほぼ同一のウイルスが日本産外来種の馬から単離同定できた(馬ヘパシウイルス:EHcV)。血清学的な解析からも感染が確認され、およそ30%前後の日本産馬の既感染が分かった。また、今まで明らかになっていなかったゲノム全領域を決定し、HCVの非翻訳領域と同じ二次RNA構造をもつことがわかった。以上のことから、非霊長類ヘパシウイルスは日本でも高率に日本産馬に感染していることが明らかとなった。
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