研究課題
挑戦的萌芽研究
従来、激しい炎症の指標として位置づけられていた「血球貪食現象」が、過剰な免疫応答を抑制する免疫寛容機構の1つであることを見出した。重篤なウィルス感染系を用いてマウス血球貪食モデルを構築し解析した結果、激しい炎症誘導時に骨髄から末梢に赤芽球様細胞が動員され、アポトーシスを起こして単球由来樹状細胞に貪食された。重要なことに、同樹状細胞はIL-10を産生し過剰な免疫応答を抑制して組織傷害を低下させ、個体の生存を保証していた。
すべて 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (5件) 図書 (1件) 備考 (1件)
医薬ジャーナル
巻: 49 ページ: 95-100
http://www.tmd.ac.jp/mri/bre/index.html