研究課題
挑戦的萌芽研究
免疫応答の際、B細胞は増殖して胚中心を形成した後、記憶B細胞か形質細胞へと分化する。これを再現するiGB細胞培養系では、IL-4で一次培養したiGB細胞は記憶B細胞に、その後IL-21で二次培養したiGB細胞は形質細胞へとin vivoでそれぞれ分化する。この系と遺伝子改変マウスを組み合わせて用い、転写因子Bach2が胚中心の形成だけでなく記憶B細胞の分化に必要であることを示した。他にも記憶B細胞分化に必要な遺伝子を同定した。今後、iGB細胞にこれらを段階的に再構成することにより、記憶B細胞に至る構成的分化誘導を実現する。それによりB細胞の後期分化誘導機構を包括的に理解する。
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