研究成果の概要(和文):グローバル化時代の医師養成のための医学教育では婦人科内診や直腸診のような羞恥的医行為を臨床技能教育にどの程度取り入れるべきか検討した。米国ティーチングアソシエイト(TA)制度では羞恥的医行為を医学生に対して自分の体を提供して実習させてくれるボランティアの協力を得ている。先進的な米国ニュージャージー州立大学のTAプログラムをわが国に取り入れることが可能であるか検討した。国民性からTAの確保はむつかしく、わが国へのTA導入は困難であり、羞恥的医行為を医学生に教育するためにはシミュレータを用いることが適切であるという結論をえた。
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