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2014 年度 研究成果報告書

気象変化による片頭痛発作発症・増悪の要因と対策

研究課題

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研究課題/領域番号 24659292
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 疼痛学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

岩下 達雄  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30449011)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード片頭痛 / 三叉神経節 / CSD / 気象病 / 頭痛 / 気圧変化
研究成果の概要

片頭痛発作と気象との関係について個々の臨床・気象データを検討したところ、片頭痛発作は低気圧の接近前後に起こる傾向があり、気圧変化との関連が示唆された。天気が悪くなると頭痛が起こるなど、片頭痛患者の間で感覚的に語られていたことと同様の傾向であった。また、片頭痛の病態解明を目的とした研究で、脳硬膜に侵害刺激を加えると、三叉神経節でERKリン酸化が起こること、皮質拡延性抑制(cortical spreading depression:CSD)は三叉神経節においてERKリン酸化を誘発させることを明らかにした。これらの結果は、CSDと三叉神経血管系の活性化との関係に重要な知見を提示するものと考えられた。

自由記述の分野

神経内科、頭痛、認知症

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公開日: 2016-06-03  

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