研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は骨粗鬆症およびそれに関連する健康状態のリスク要因を明らかにすることであった。血清中の免疫・炎症マーカーを測定し、骨量および認知機能との関連を調査した。横越研究においてサイトメガロウイルス抗体価は腰椎骨密度と有意な相関が見られた (r=-0.12)。また、大和研究においてサイトメガロウイルス抗体価は認知機能スコアの2年間の変化と有意な相関が見られた (r=0.30)。過去のウイルス感染が骨粗鬆症または認知機能を予測する可能性が示唆された。